シニアファムケア相談とは

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更年期の症状は、女性ホルモンのエストロゲンが閉経によって激減するに伴い、不眠、不安、うつ状態、疲労感、イライラ感といったメンタル的な症状だけでなく、女性特有の様々身体的な症状が出ることもあります。妊娠・出産と加齢の影響から女性はどうしても骨盤底筋のダメージを受けやすいと言われ、特に腟まわりの不快感や性交痛、尿もれなどよくある症状でお悩みの方もいるのではないでしょうか。

腟まわりの不快感や性交痛、尿もれなどをGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)と言われています。

GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)とは?

閉経後の女性ホルモン低下に伴う、外陰部・腟の萎縮とそれに伴う違和感や痛み、性機能障害、尿路機能に悪影響を及ぼす状態の事です。腟の乾燥感・かゆみ・灼熱感、いやなにおいのおりもの、性交関連症状として性交時の痛み、潤いの不足のほか、排尿に関する症状としてトイレが近くなり、睡眠時に何度もトイレに行きたくて起きる、尿もれなどがあります。腟炎や膀胱炎などの病気リスクも高まります。

当院ではGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)などのフェムケアのご相談を承っております。
フェムケアは女性のQOL(生活の質)に大きな役割を果たします。

更年期障害の治療には、ホルモン補充療法や漢方療法と併せてカウンセリング治療を進めていけば、目覚ましい改善が期待できます。

また、精神面に問題があるのに、それを自覚しないまま身体症状として現れる場合もあります。このような場合、ただ薬を服用するだけでは、なかなか症状は改善されません。

更年期に入って、うつ、不安など、心の症状がつらいときは、カウンセリング技術を持つ婦人科の専門医に相談するのが極めて効果的です。 当院の院長は日本・欧州共通サイコセラピー学会認定医であり、カワノ精神保健研究所認定カウンセラーでもありますので、安心してご相談をください。